カナデンの歴史はお客様との歴史、これからの当社に求められるもの

代表取締役社長 本橋 伸幸

当社は1907年(明治40年)、横浜で電灯供給事業を担っていた神奈川電灯の商事部門の一部が独立したことが始まりです。当社の先達は、いわゆる“ベンチャースピリッツ”を持って神奈川電気合資会社(現カナデン)を創業しました。その後100年以上の長きにわたり事業を発展させてこられたのは、常にお客様の立場に立ち高度な専門性と提案力でお客様のものづくりを支えてきたからにほかなりません。「お客様が求めるものを的確に捉え、課題を解決する」「変化に柔軟に対応し、進化していく」といった企業文化が連綿と受け継がれ、お客様との強固な信頼関係を築き上げてきました。
これからもお客様とともに成長させていただくためにあらゆるお客様とのつながりをより広く、より深くし、お客様にトータルメリットを提供できるようになることが、真のエレクトロニクス技術商社として必要なものと確信しており、様々なソリューションを通じ、産業界の発展に寄与していくことが当社グループに求められるものと考えています。

企業価値を高めるための新たな取り組み

2019年8月の本社移転を契機に、これまで分散していた本社機能の集約や、事業部間の情報共有と相互連携を強め、経営の効率化や社員の意識変革を促しながら、職場環境の改善や働き方改革への取り組みを進めています。経営基盤の強化に向けて社内のインフラ整備や人事制度の改定、「新事業創出プロジェクト」の立ち上げなど、新たな取り組みを進めており、こうした経営基盤の強化と企業風土づくりが、よりよい職場環境を形成し社員のモチベーション向上にも繋がるものと考えています。それらの取り組みに加え、事業の再編・強化を加速させてグループシナジーの拡大を図り、企業価値を高めていきます。

SDGsを意識した経営と当社の取り組み

近年、環境や社会課題に対する企業の役割は重視性を増しており、当社グループもSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを始めています。当社グループの事業と関連性が強いSDGsのテーマを明確化し、全社取り組み方針を策定しました。今後はより具体的な目標や行動プランの策定を目指しています。
環境・社会・ガバナンスの視点から企業価値の向上と持続的成長の実現を意識し、事業活動に取り組んでいます。環境については、環境負荷の低い製品の販売やお客様の設備の高効率化を実現するソリューションの提案、環境保全活動への参加などを行っています。社会およびガバナンスについては、コーポレートガバナンスを強化し、健全で透明性の高い経営を実践するとともに、全社員が高い倫理観を持ち、コンプライアンスの徹底を図っております。また、地域との結びつきを大切にした地域貢献活動も推進していきます。さらに、持続可能な成長のための基盤強化として、人材育成や働きがいに繋がる制度・環境の整備にも注力しています。
社会課題やニーズを先取りしてソリューションを提供することは当社グループの存在意義そのものであり、これからも社内外における取り組みを前進・継続させ、SDGsの目指す持続可能な社会づくりに貢献してまいります。