ソリューション力の強化

事業を横断した
複合ソリューションズ提案や
オリジナルソリューションの
開発で
お客様の課題解決に貢献

Interviewee:
専務取締役 事業統括室長守屋 太

脱炭素社会への期待に応えるため
ソリューション提案で価値提供を

技術の進歩やライフスタイルの変遷とともに社会のニーズは変化しており、それは当社が提供するソリューションにおいても例外ではありません。顕著に期待が高まっているのが、環境負荷の低減。省エネルギー化や再生可能エネルギーの活用による使用エネルギーの削減が強く求められています。こうした環境負荷の低減は、SDGsをはじめとした社会へ貢献するとともに、お客様の企業価値向上にも寄与することができます。そこで重要となるのが、製品単体の提案から技術を付加したソリューション提案です。

コンポーネントビジネスの先へ、
付加価値を高める取り組みを加速

当社は創立以来、商社としての安定供給力や専門性の高い提案力を武器に製品販売を軸とするコンポーネントビジネスを展開してきました。お客様の課題が時代の変化とともに複雑化するなか、単なる製品販売だけでなく、環境に配慮したソリューションの提供が求められています。一方でソリューションビジネスを実行するためには技術力の強化が不可欠であり、M&Aや人材の育成に取り組んでいます。

多様なニーズに応えるため、
垣根を越えた営業体制改革へ

当社は長らく部門ごとにお客様に提案するスタイルでビジネスを展開し、自部門が取り扱う製品をいかに販売するかに注力していました。お客様の課題は複雑かつ多様化しており、1つの部門だけで対応できるケースばかりではありません。このことから、ALLカナデンとして総合力を発揮したソリューション提案が必要であり、自部門の垣根を超えた部門間連携による複合販売を推進しています。例えば、これまで鉄道事業者に対して車両機器や電源設備を提案していましたが、非運輸事業として展開されている商業施設やホテルなどへセキュリティシステムや環境ソリューションなど様々な商材の提案を行っています。部門間連携にあたっては、顧客情報の共有が重要であり、DXの一環として導入したSFA(営業支援システム)の活用をはじめ、連携により新たに創出した価値に応じて人事評価に反映させるなど仕組みづくりも強化しています。

専務取締役 事業統括室長守屋 太

1986年入社。大阪支店機器部(現関西支社FAシステム部)に配属され、2005年よりFAシステム一部長、2013年より本社FA事業部 FAシステム一部長、2016年より執行役員FA事業部長として事業部門全体の統括を担うとともに海外事業にも携わる。2020年より取締役関西支社長、2021年常務取締役、2023年専務取締役、2024年より事業統括室長に就任し、現在に至る。

※所属部署・役職は2024年4月1日現在

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